越してきてまだ日の浅い東京郊外、毎日が自宅と職場の往復ばかりでろくに近所を探検できていなかったのだけれど、先日目に止まった取り壊し前の団地の中を写真散歩してきました。
道路の向かいも広大な空き地。周辺一帯の再開発が進んでいるようです。
この団地に住んでいたかつての子どもたちが通っていたであろう、すぐ先の小学校の門に咲いていた紫陽花。
朽ち果てる建築と繁殖する植物。
「団地萌え」とか言ってる人って、団地に住んでなかったと思う。
団地全体が工事用の柵に囲まれていましたが、ぐるりと一周してみると開いている入口が見つかって侵入。
完全な廃墟かと思いきや、一部屋だけ生活感のある洗濯物がベランダに干してあってドキリとした。
寂れた路地裏とか商店街が好きでインスタグラムで好んで見たりするんだけど、そこで当たり前に生活してる人になんだか失礼な気もする。
時間の止まった公園。
物心ついた頃からずっと日本家屋の戸建住みだったので、団地に住んでる友達がカッコよく思えて羨ましかった。
植物だけは関係なく営みを続けている。
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