夜勤明けで一時解放、その日の夜勤までの間にソウル・タウン・仙川を散歩。写真を撮ろうと思い「実篤公園」へ行ってみた。
小説家 武者小路実篤が晩年を過ごした家と庭を公園にした施設です。
何十年ぶりだろう、小学校中学年くらいの時の友達のお母さんに連れられて一度だけ来ている。管理人のおばちゃんと仙川今昔話など。
ずっと家の最寄駅だったのに小学校以来一度も来ていない。仙川にあったというのだけを憶えていて、今回来る時に調べて母校の高校のすぐ裏にあったのかと今さら気付く。
家は豪邸というほど広くもないんだけど、庭がめっぽう広い。
庭の中に竹林と、池が3つ。
分かりにくいけど、ニジマスです。横腹に虹色の線が光る。庭で釣りとかしてたんだろうか。
国分寺崖線の上に建っていて、水が流れてます。
蚊が多くてかなり刺された。
亀もいます。
実篤邸。1956 年から 90 歳で亡くなる 1976 年まで、ここで執筆したり絵を描いたりしていた。
中の写真撮影は不可。仕事部屋なども廊下からしか覗けず。公園よりもこちらの家の中を撮りたかった・・。小学生の時に訪れた記憶では、みんなでずかずか部屋に上がって、机の上の硯とか筆とかを触っていたような気がする。
庭の端の地下道を潜り、道路を一本挟んだところには「武者小路実篤記念館」がある。これも後からできたね。公園と家は入園無料だけど、こちらは入館料 200 円。
公園のいちばん奥には、管理人の人がぜひ見ていってという「ヒカリモ」なる植物が生息している。そこへ続く木橋。
黄色いのがヒカリモです。木橋から降りちゃいけないので、これしか寄れず何だかよく分からない。。
だから武者小路実篤という人は武蔵野多摩ゆかりの有名人の1人で、小学生の時から知ってはいたのだけれど、その小説は高校生くらいの時に「新潮文庫の 100 冊」で一冊読んだだけだったりします(どんなまとめなんだ)。
はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」