この爪切りを見ていて、デザインが何気にカッコいいなとふと思った。3、4年前にホームセンターで適当に選んだ物だけれど。
爪飛び散り防止ケース付き。
サイズはデカめです。
貝印なのか。ステンレスのヘアラインが美しい。
横から見てもシンプルで、微妙なカーブがカッコいい。ニッパーの羽(?)の裏ではなく、ケースの裏に目の細かいヤスリが付いている。
そういえば、この爪切りを買うまでは実家にあった何十年前に買ったのか分からない爪切りをずっと使っていた。爪切りってそうそう買い換えるものじゃないよね。
何が言いたいのかというと、こういう耐久消費財は少々値が張っても一生物を買うつもりでじっくり選んで買いたい、という事。消耗品ならコストパフォーマンス重視で構わないのだが、すり減らない日用品や道具類は愛着の出る物を買いたい。例えばハサミや包丁、鍋、薬缶、家具等々。残りの人生を考えると「最後の一品」のつもりで選んでいる。
引越しの時にホームセンターで安っぽい笛吹きケトルを買ったんだけど、柳宗理の薬缶を買って死ぬまでそれを使うべきであった。
別にブランド信仰じゃなくてデザインが良いので(この薬缶は使い勝手もめちゃくちゃ良いです)。
家具買う時に「ドン・キホーテ」で 1980 円のカラーボックスを買っちゃうとか、100 円ショップで食器揃えるとかはもうやめよう。
買ってんじゃねーかよって話だが。。でも、何だかんだで結構モノ選びにこだわりはある。飽きのこないデザインで選んでる。電化製品選びでも価格や機能よりもデザインが最重要事項だったりします。Apple 製品ばかり使っているのもそんな理由。クソ高いけど見た目が好きだから。
Macintosh の Classic をインテリアとして欲しいくらいで。
昔のワーゲンバスとかミニクーパーとか、ずっと変わらない(少なくとも 30 年くらい変わらなかった)デザインのものに惹かれる。
今やそんなに必要な物は無いけれど、何か購入する時には「一生使うつもり」でじっくり選びたい、という話でした。
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