カラーひよこのブログ

週休5日のセミリタイア暮らし 🍵 🐤


聖なる神の島へ渡る・・【 沖縄、久高島 】

11 月初旬の沖縄旅行の二日目の朝。那覇の国際通り近くのホテルをチェックアウトすると、「ゆいレール」に乗ってレンタカーの受け取り場所の駅前へ。

最近気になってしまうデザインマンホール。

駅からレンタカーの営業所に運んでもらい手続き。対応してくれたのはアメリカ人か日米ハーフのお姉さんで、日本語は苦手との事で簡単な英語で。中学英語の簡単な単語と(それすら咄嗟に出てこない)YES・NO・OK 等と身振り手振りで何とかなった。

ネットで調べて好レビューの多かったこのレンタカー屋さん、車を返却した際の二人のスタッフもアジア系の外国人スタッフであった。

この日の目的地、「久高島」へと車を走らせる。船の出ている港の少し手前で海に寄れる駐車場があり、ようやく間近に見れる沖縄の海だと、思わず車を入れる。

レンタカーはトヨタのコンパクトハイブリッド車「アクア」。先日の茨城旅行で車を借りた時もこの車種だった。燃費を抑えるために空気抵抗を極力減らすデザインだそうで、以前乗っていたホンダの N-BOX と比べると、フロントガラス越しの視界が体感で4割近く狭く感じる。

午後から曇る予報だったが、天気は上々。

那覇から車で1時間ほどだったろうか、久高島へのフェリーの出ている「安座真港」。

邪悪な黒猫が我が物顔で港内を歩き回っている。

島内を見物した後に何かマリーンアクティビティーなるものを・・と、この待合所でも受け付けているらしきパラセーリングを考えたが、時間的に不可能であった。

高度によって料金が違うそう。馬鹿の高い所好き、次回の南国島旅の時にチャレンジし隊。

船を待つ間、周辺のビーチや公園を散策。

これで 11 月である。雨上がりだった前夜の蒸し暑さも無く、半袖短パンで過ごしやすい。

サンゴ?だろうか、お土産にと幾つか拾ってポケットに入れる。

半透明な小さな蟹。

フェリーが到着。

どうにか午前中の便に乗れた。

20 分だか 30 分だったか忘れたが、直ぐと久高島に着港。

本島から 10 km くらいの距離で、港からも見える。

周囲8km の小さく細長い島である。

人口は 238 人との事。猫の数の方が多そうだ。

この島猫たちは帰路のフェリーの出航時も見送ってくれて、下手をするとタラップから乗り込もうとしていた。

お昼を食べてからレンタルサイクルで島内を一周することにする。

やりたい放題である。

島内のそちこちにある募金箱に 300 円募金。

面白い・・。

ガソリンスタンドや交番、それと病院らしきものが見当たらなかったが、どうしているのだろうか。幼稚園と小中学校併設の学校はあった。

船待合所近くのこちらの食堂で「イラブー汁」(ウミヘビ)を食べてみようと思うも売り切れで仕舞いだった。

久高島は南城市知念に属する。知念里奈は今どうしてるんだろうか。

石垣の塀、瓦屋根、ハイビスカス、シーサー・・これが見たかった。。

港からおよそ 500 m、いちばん離れた場所にあった「軽食 はましむ」さんに入ってみる。

おそらくワンオペの店主、勝手口、厨房の外にはやはり猫たちがゴロゴロしている。

沖縄そば。今度のはもずく入り。

3日間で都合4杯食べた沖縄そば、ここのがいちばん旨かった。。

こちらはゴーヤチャンプル定食。

結句、港にいちばん近いレンタサイクルに決める。トゥクトゥクみたいな電動トライクルと4人乗りの電動カートもある。

電動アシスト自転車を2時間コースで借りて島内探検へ。こちらはビーチクルーザーのようなタイプでポジションが楽。

このオフロードバイクのようなタイプはパワーがあってスピードも出るが、小回りがさほど効かない。

ただ、島内にアップダウンはさほども無く、脚力のある人なら電動無しのママチャリでも十分いけそうではある。

出発。

向こうに見えるのが港からいちばん近い「メーギ浜」。久高島で唯一遊泳可能なビーチ。海水に手を浸けると体感 25 ℃ くらいか、十分泳げそう。

他の浜はすべて「神聖な場所」として遊泳が禁止されており、「聖地」として何人たりとも立ち入り禁止のポイントも幾つかある。

島の西側から時計回りに海岸沿いを進んでいくと、「ヤマガー」「イザイガー」「ミガー」という礼拝所があったので、順次降りてみる。

「ガー」というのは「井戸」の意味だそう。

・・と、今調べてみると、女性しか立ち入ってはいけない場所でした m(._.)m。。

墓地に出た。内地の墓地のように辛気臭くないのがいい感じ。

明らかに本州と植生が違う。

「ヤグルガー」。ここも神聖な場所。まばゆい・・。

溶岩なのか、このような岩場も多く、夏でも足元はスニーカーなどがいいだろう。

久高島は沖縄人にとって神聖な島で、他にも観光客向けに注意点があった。

・立ち入り禁止の聖地には絶対入らないこと

・島の人に会ったら挨拶をしよう

・上半身裸や水着の格好で島内をウロウロしないこと

・島内の動植物、海岸の流木・砂浜の貝殻・砂粒の一つも島の外へ持ち帰らないこと

一旦海岸沿いを離れると、岬へ向かう一本道に出た。

北端の「ハビャーン岬」。

ここから、東側の海岸沿いに港へ戻る。

地図にあった「巨大なガジュマルの樹」を見に行く。

再び猫出現。

目印も看板も何も無かったので、はたしてこれだったのかどうかだが、多分これだろう。

帰り道もいくつかあった浜に降りてみる。

捨てられた投網か何かと思ったら、こういう植物だった。

期待していた大きなヤシガニみたいなのは見つからずも小さいヤドカリは居た。

畑。何を作っているのだろうか。

先の「メーギ浜」以外は遊泳禁止だが、水温的には一月末頃まで泳げるそう。

ポトス?野生の??

再び猫が増え始めると

出発地点の集落へと戻って来た。

帰りの船を待つ間、防波堤の先まで行ってみる。

確かに神聖なものを感じる。。

また訪れたい。

帰りは高速船で。

確か 15 分ほどで本島に着くが、揺れと波被りが結構激しく、船上デッキは無くて船室のみ。

二日目の宿のある那覇空港近くの瀬長島へ向かう前に「知念岬」に少し寄る。

「島」というものには何となくスピリチュアルなものを感じる。自然・・アニミズム的な霊性みたような何かを確かに感じる。沖縄本島もそうだが、考えてみれば日本列島自体が島国であったか・・。

過ごしやすい 11 月の沖縄と久高島を是非ともおすすめする、いい歳をして夏を愛する高気圧中年でした。

この夜に泊まったホテルとサウナ、夕食などはサウナブログの方で後ほど。

 

ブログタイムマシン。1年前の今頃

鴨シーでシャチを見ました。私の最後のミラーレスらしい写真。

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