カラーひよこのブログ

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庵野監督が学生の時に撮った「帰ってきたウルトラマン」がかなり良い

DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン

「Amazon プライムビデオ」で庵野秀明監督の「シン・シリーズ」が無料配信されていたので、とりあえず「DAICON FILM 版 帰ってきたウルトラマン」を観てみた。

本当は「シン・仮面ライダー」を観るつもりも「28 分」という昨今の長めの YouTube 動画並の短尺さからこちらを先に(2時間の映画を観る集中力が無い)。

庵野監督が大学生の時に撮った自主制作映画なのかな。頭部が庵野の顔出しそのままで下半身が普通の服装で巨大化しているウルトラマンのこのキャッチーな姿は昔から有名で、「コレ、いつか観てみたい!」とは別に思わなかったんだけど、今回この機会に観れて良かったです。

いや、期待してなかった分、かなり良かった。制作年の 1983 年当時のアマチュア特撮作品の中では最高峰なんではないだろうか(他の素人特撮映画とか観てないから分からんけど)。

俳優の演技や台詞回しはさすがに素人感はあるものの(それでもすごく雰囲気が出ていた)、怪獣の造形やウルトラマンの必殺技などは後の「シン・ウルトラマン」や「シン・ゴジラ」を想起せずにはおられず、庵野フォロワーのニヤリとした笑みも浮かぶ。ミニチュアとか今で言う VFX の特殊効果も、本家円谷プロの昭和ウルトラシリーズのそれと比べても全然見劣りするものでもなくて。これは作るの大変だったろうなあ・・と、当時のオタッキーな若者たちのその情熱に感動さえ覚える。

 

 

 

脚本は「オタキング」こと岡田斗司夫で、こんな若い頃から知り合いだったのかと初めて知る(全く関係無いが昔やってたバイト先のオフィスが、以前ガイナックスが入っていたテナントだった)。怪獣退治の最終手段として「核」を持ち出している点は、過去の本家ウルトラシリーズでもやっていないらしい。

昭和感のある映像とアテレコっぽい音声が涙ものだし、そして観る前まで「ギャグ・なんちゃってパロディー作品」とさえ思っていたところの「メガネ・顔出しウルトラマン」(庵野)も意外と格好良く見えてくるのでした。

才能ある人たちって、若い頃から努力して頭角を現しておるのだな〜、と。

ウルトラの OP は新マン(今は 帰りマン っていうの?)のが至高。天才・すぎやまこういちの楽曲とこの影絵と。。

ブログタイムマシン。1年前の今頃。

 

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