後はもう寝る以外にやる事も無い1日の終わりに缶ビール(ノンアル)などを傾けつつ、チャンネル登録している YouTube の動画を眺めるのが最近の小さな愉しみ。。
今日は数多ある人気 YouTube チャンネルの中でも、これは少し毛色が違っていて面白いというチャンネルをひとつ紹介したい。
「NPO 法人 科学映像館」というチャンネル。
このままだと世に出る事無く埋もれていってしまうような著作権切れの昔のフィルム映像をデジタル保存しているボランティア団体のチャンネル、といったところだろうか。
現時点で 20 万人弱のチャンネル登録者数で 900 本近い動画が投稿されている。
学術的、または教育的な内容の映像作品が中心だが、作品によっては懐かしさ一杯で大変に興味深く、目を皿のようにして見入ってしまう。
比較的にとっつき易いと思われるカラー版のドキュメンタリー系フィルム作品動画を4本ほど上げてみたい。
「A Day in TOKYO」
海外作品。ナレーションは英語。1960 年代後半の、ある日の東京の一日を記録したドキュメンタリー。半世紀以上前のカラー映像がしみじみと感慨深い。部分部分で役者が演技しているように見えるが、なんというか、その「如何にも」な感じが味わい深い。。
「広重」
江戸時代の浮世絵画家、歌川広重の解説動画。70 年近く前のカラー作品。そういえば「ハイソフト」というキャラメルに広重の「東海道五十三次」の小さな風景画カードがおまけに付いていた記憶がある。
物々しいナレーションの解説口調と何故かオドロオドロしい BGM が最高に昭和である。
「生命誕生」
60 年前の教育科学映画で、画質的なクォリティーも当時としてはかなり高いと思われる(デジタル復元の技術かも)。やはりこのナレーションと、怪奇番組みたいな音楽がたまらん・・。この手の映像のナレーションはどれを聞いてもこの男性の声に聞こえるのだが、同じアナウンサーなのだろうか。
タイトルとサムネから性教育動画と勘違いさせられるのか、他の動画に比べて再生回数が異常に伸びている。
「北ぐにのとも子」
およそ半世紀前の 1974 年の文部省の教育映画。昭和時代の小学生であれば、このような謎の映画を体育館で鑑賞させられたはずである。役者の演技と台詞回し、フィルム独特の雰囲気が懐かし過ぎた。
昔の映画の映像とテレビの映像の違いは秒あたりのフィルムのコマ数の違いで、映画(フィルム)の方が1秒あたりのコマ数が少ない。それがフィルム独特の雰囲気の理由らしい。そういえば、この映画の 10 年後くらいにテレビ(確かTBS)でよくやっていた「大映系ドラマ」(『スクール★ウォーズ』とか)の雰囲気がこんな感じであった。
そんな訳で『スクール★ウォーズ』を久しぶりに観たいと思う(了)
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ブログタイムマシン。1年前の今頃。入間方面のスーパー銭湯(サウナ)の後に川沿いをプラっプラ歩いていました。
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