カラーひよこのブログ

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51 年前の大阪万博のお土産「パノラマ立体ビューア PAN-PET」

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先月の話。Twitter のフォロワーさんのこんなツイートを見て。

反射的に、「ぼくに譲ってください!」と。ツイ主の東区の岩潤さんがその場で快諾してくださり(しかも郵送費だけのタダで)、手に入れました。

PAN-PET とは

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パノラマ立体ビューア「PAN-PET」(パンペット)。今から 51 年前、1970 年の大阪万博(EXPO'70)のお土産グッズです。ステレオ立体写真が見れる装置ですね。箱のエイジング具合に半世紀前のリアルが。昭和レトロ・レトロフューチャー好きには辛抱たまらん・・。

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当時の価格で 1200 円。交換用のフィルムは 800 円だったそうな。

1970 年の世界と日本

1970 年って、どんな時代だったんでしょうか。

私的にはビートルズが解散してジミヘンとジャニスが死んだ年、という印象。 

日本では「よど号ハイジャック事件」や三島由紀夫の自決事件があった年。

大阪万博、YouTube に 1970 年撮影のこんな映像がありました。

真鍋博(星新一のショートショートの挿絵の人)のイラストっぽいぞ。。

真鍋博の世界

真鍋博の世界

  • 発売日: 2020/09/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

PAN-PET の外観と仕組み、使い方

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PAN-PET 本体。上部の白いプラスチック素材は半透明。中にセットした 35 ミリフィルムに光を透過させます。左右にあるノブを回して中のフィルムを移動させる事で写真のコマを切り替えます。

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電源などは無く、非常にシンプルな作りです。

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説明書。裏面は英語でした。学研で作ってたんですね。

英語のサイトがあった。交換フィルムは何種類かあって、女性のヌ〜ド写真(立体)などもあったようだ。 

交換フィルム「EXPO'70(Ⅰ)」の内容(画像 20 枚)

交換フィルムは1本付属していました。大阪万博の風景などを写した最もスタンダードなものでしょうか。f:id:color-hiyoko:20210404193931j:plain

パンペットのレンズにコンデジのレンズを合わせて、中の 20 枚の写真を撮ってみました。単眼なので当然立体写真には見えませんが、あしからず。。

会場全景大パノラマ(空撮)

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モノクロにマゼンダ色を配色した2色カラー?とでもいうんでしょうか。全部こんな色味です。

西大通りのパノラマ 

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木曜広場付近パノラマ

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大地の池付近パノラマ

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モノレール

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これは今走っていてもおかしくないデザイン。

大地の池付近のパノラマ

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タイ館

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スイス館

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このコンパニオン(なんだかこの響きも懐かC)も現在生きていれば 70 〜 80 代だと思うと不思議な感じがします。

 

日曜広場付近

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左は動く歩道だそうです。

自動車館の電気自動車

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東大通り付近

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木曜広場付近

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ここから、デジカメのモノクロ・セピア・レトロ調などのフィルターを織り交ぜて撮ってます。

住友童話館と自動車館

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この「自動車館」というのはタイムスリップして見物してみたい。

松下館

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太陽の塔の裏にあるお祭り広場

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「太陽の塔」は背中に顔があるんだよね。

エキスポ広場の催し

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夢の池の噴水

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夕やみに輝く東芝 IHI 館

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夢の池に映える会場の灯

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深夜の会場パノラマ

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以上です。レトロな立体写真、チープな VR 感があってたまりませんでした。

まとめ

この「パンペット」、市場でどのくらいの価値があるんだろうと調べてみたら、ヤフオクやメルカリで 1000 円〜 2 万円くらいの値が付いているようでした。 

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「EXPO'70」は述べ来場者数が 6400 万人以上、つまり当時の日本人の2人に1人は見に行っている?との事で、このお土産も全国を探せば何万個も存在しているのかもしれません。

 そう言えば、うちにも EXPO'70 の記念メダルがありました。若い頃の父と母が見に行ったのだろうか。東京でも買えたのかも知らんけど。今もどこかにあるはずなので探してみます(笑。

譲ってくださった東区の岩潤さん、ありがとうございました。家宝にします。

 

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